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カルシウム不足が原因で歯がもろくなりますか?
大人の場合、血液中のカルシウム不足が続くと、不足分を骨のカルシウムから補われます。骨粗鬆症を予防するためにも、治していくためにも、カルシウムを含む食品をビタミンDやKと共にとることが大切だとされてます。
しかし、カルシウム不足になっても歯のカルシウムが使われることはありません。ですから、一度形成された歯がカルシウム不足で歯が脆くなることはありません。
大人と違って子供の場合には、離乳期から学童期前半の栄養バランスのとれた食事が健全な歯を作るために重要です。 乳歯の表面が固くなって歯の頭ができるのは、妊娠3〜4月頃に始まって生後1歳になるまでに完了しますが、永久歯はお誕生から小学校の低学年頃までに歯冠ができます。そこで、妊娠中から学童期の前半における良好な栄養状態が、歯の形成に影響します。歯の栄養には、カルシウムだけでなく、タンパク質、 リン、ビタミンA・C・Dの栄養素を含む食品をバランス良くとることが大切です。

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カルシウムを摂取すれば、初期むし歯の進行を止められますか?
歯の表面のエナメル質は身体のなかで一番硬い組織ですが、酸には弱くて、 pH 5.5以下の酸性になると溶けてカルシウムとリン酸が溶け出します。このことを 脱灰 (だっかい)といます。脱灰の始めは表面が残り,その内側がスカスカ の状態の初期むし歯になります。さらに脱灰が続くと、表明に穴が開いてむし歯となります。
しかし、口の中では、唾液中に溶け込んだカルシウムとリン酸が歯に供給されて、脱灰状態を修復します。これが再石灰化(さいせっかいか)です。初期むし歯では再石灰化が脱灰をうわまわると、穴が開いた本格的なむし歯にならずにすみます。でも穴が開いてしまうと再石灰化で元に戻ることはありません。
歯の表面は血のめぐらない組織ですから、血液からカルシウムやリンを歯に供給することはできません。カルシウムやリンは唾液を通じて歯の表面から供給せねばなりません。
単純に考えると口内にカルシウムを補給すれば再石灰化が促進されるように思えますが、実際には、口内のカルシウムは唾液のリン酸イオンと結びついてリン酸カルシウムになってしまい唾液に溶け込まなくなります。
唾液に溶け込まないカルシウムは、溶け込んだカルシウムのように効率よく歯に供給されないので、カルシウムを摂取しても、初期むし歯の再石灰化を促進できません。つまり、初期むし歯の進行を止めることはできません。
初期むし歯対策の大きなポイントは、だ液にいかに多くのカルシウムを溶かすかにかかってきます。この点に注目して開発されたのが、リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca ポスカ) です。江崎グリコ株式会社の特定保健用食品のガム「POs-Ca」にこの成分が配合されています。
ポスカはだ液に溶けやすい水溶性カルシウムなので、歯に効率的にカルシウムを届けて、初期むし歯が再石灰化しやすいように口内環境に整えます。適切なブラッシングとシュガーコントロール組み合わせれば、初期むし歯の進行停止に有効でしょう。
ポスカについては以下を参照してください。
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乳幼児が上手に咀嚼できるようになるには、固い食べ物を与えればよいですか?
いろいろな味や食形態の物を食べることによって、口腔内の感覚や機能が成長してきます。現状の食べる機能に合わせた食べ物を与えながら、時々固いも のを食べられるか確認して進めていくのが良いでしょう。無理に固いものを食べさせようと してもなかなか上手にはなりません。 食事は「食べたい」という意欲が大切で、また咀嚼能力に合わない食事を与えることは、「丸呑み」や「窒息」する危険性があります。
固いものを食べるには、舌の左右の動きによ り奥歯の上に食べ物を移動させてから、奥歯でしっかり噛み砕いて「すりつぶす」ことが必要になります。このすりつぶしは、一般に生後 9 か月から 11 か月くらいにできるようになります。しかし、奥歯が生えはじめるのは、1 歳過ぎくらいからであり、上下がきちん と噛みあうまでには 1~2 年くらいかかります。ですから、歯の生えぐあいに応じて食 べられるものは変わってきます。
咀嚼能力が未熟な段階では、軟らかめのものでしっかりと栄養を摂ることが大切で、軟らかい食材から練習し、少しずつ固くして、力を付けていくようにします。はじめは食べやすいように隠し包丁を入れたり、少し軟らかめに煮たりするなどの工夫が必要です。咀嚼力がついてきたら、軟らかい食事だけでなく、付け合わせに少し噛みごたえのある食品を 添えるなどのメニューに進めていきましょう。
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高齢者が噛む力が衰えないようにするために、意識的に固い食べ物をたべればよいですか?
噛む力は、年齢を重ねると低下して、若い頃に比べて60~70 %にまで減少すると考えられています。
年齢関わらず 噛む力にもっとも関係するのは、歯がなくなること、歯が痛むこと、そして入れ歯や歯の修復物が合わないことです。さらに、高齢になると、唇や舌の動きが悪くなり、噛むための筋力が弱り、 歯のすり減りが進んだり、唾液の量が減っったりして噛めなくなってきます。 噛めないことが続くと、栄養状態が悪くなるだけでなく、表情に若々しさがなくなります。 また、認知症にもなりやすくなるとも言われています。
では、意識的に固い物を食べれば、噛む力を現状維持する、または、向上することができるのでしょうか?
東京医科歯科大学が2018年に75歳以上の高齢者30人(基礎疾患として高血圧症、2 型糖尿病、慢性心不全のある者を含む)を対象にガムを噛むことで、その効果を調査しています。調査に使用したガムは、100%キシリトールのシュガーレスガムで、長い時間噛み続けると疲労感を感じるほどに噛み応えのある歯科医院専売品です。ガムの一嚙みに 1 秒ほどかけて、20 回嚙んだ後に、大げさに顔の筋肉や舌を使って反対側へガムを移動させて、さらに 20 回嚙む。これを3回繰り返して、合計 120 回嚙むことを、1 日 3 回、朝・昼・晩、食前に実施しました。調査の対象者は筋力アップトレーニングであることをしっかり意識しながら嚙むことを30日間続けました。多くの対象者がガム噛みで疲労を訴えましたが、このようにガムを噛むことをトレーニングとして続ければ、噛む力が向上することがわかりました。
この調査に倣って日常の食卓で確実に噛む力を向上させようとすれば、トレーニング意識を持たねばならないでしょう。でも、これはちょっと違うように感んじます。歯ごたえが美味しい料理を、疲労を感じるほどに噛んだのでは、楽しい食事でなくなってしまいます。
食べることに限らず、高齢者の健康維持には、「使える機能はできるだけ使って衰えを防ぐ」ということが重要です。この点から、噛む習慣と能力を維持するために、硬い食べ物を食事に取り入れることは意義のあることです。
そこで、日常の食事では噛む必要のある料理を取り入れるにとどめて、噛む力が衰えないように口周りの筋肉を強化するには、口の健康体操「パピプペポ体操」をすることをお勧めします。この体操は、噛む力やのどへの送り込みのもととなる、口周りの筋肉強化だけでなく、表情を豊かにしたり、会話を楽しむための発音の向上にも有効です。
ぱぴぷぺぽ体操は声をだしながら顔の筋肉をうごかします。口の力が衰えない様に、日ごろからトレーニングしましょう。
① ぱ
目と口に力を入れて閉じてから、目と口を大きく開けて「ぱっ!」と声を出すいないないばぁ~のイメージ
② ぴ
頬に力を入れて、奥歯でかみしめながら、「ぴぃ~」と声を出す
子供がダダをこねて「い~だ!」と言うイメージ
③ ぷ
両頬をふくらます(口もとから息がもれない様に、口唇にも力を入れる
頬をぷぅ~とふくらますイメージ
④ ぺ
舌をおもいっきり前に出し、上にあげながらひっこめるソフトクリームを「ぺろん」となめるイメージ
⑤ ぽ
口唇をすぼめ「ぽ~」と長く声を出す(頬・口唇に力を入れる)
ひょっとこの口もとのイメージ
①から⑤をゆっくり 5 回繰り返しやってみましょう。





最後に大事な注意点があります。
極端に固いものを積極的に食べることはお勧めしません。
固いものを噛みすぎると、顎の筋肉を使いすぎて肩こりや頭痛の原因になったり、歯が欠けたり割れたりする原因にもなります。歯ぎしりや食いしばりの癖のある方は特に注意が必要です。歯が割れてしまうと、抜歯をしないといけなくなるケースもあります。頑張りすぎはダメです、何事もほどほどが大事です。ご注意ください。
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レントゲン撮影の健康への影響が気になります。レントゲン検査は大丈夫でしょうか?
レントゲンは放射線の一種です。放射線には「いろいろな物を通りぬける」特別な力があります。レントゲンは鉛や厚い鉄板は通り抜けることはできませんが、私達の身体を通りぬけるので、その「かげ」を写真にうつし出して検査します。
もともと、放射線は宇宙(うちゅう)から地球にふってきたり、地球上にある岩などから出ていたり、空気や食べ物にも放射性物質がふくまれています。つまり、私達はいつも弱い放射線にかこまれて生きていますから、少しの量の放射線なら、人間の身体に問題が起こる心配はありません。
撮影するデンタルX線撮影1枚の放射線の量は0.01ミリシーベルト程度で、ヒトが一年に自然に受ける放射線量の0.4%程度の量です。歯科のレントゲン撮影による発ガンのリスクは極めて小さく、今までに発ガンなどの障害が起きたという報告はありません。また、生殖器官への影響は、一度に2000枚以上のレントゲンを撮影しない限り害を及ぼさないと報告されています。
仲田歯科医院では、さらに鉛入りの防護エプロンを装着して撮影を行っております。そのため 撮影部以外の被曝線量は実質ゼロになっておりますので、妊娠中の方もご安心ください。レントゲン撮影は、むし歯・歯周病の診断や、過剰歯、埋伏歯、膿瘍、腫瘍、骨の病気などを発見するため重要な役割を果たしていますので、よろしくご理解いお願いします。

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ミドル、シニア世代でもホワイトニングはできますか?
人の歯は、歳を重ねるともに歯の表面のエナメル質が薄くなり、さらに透明性が高くなるので、エナメル質の内側にある象牙質の色が透けて見えるようになります。これが、歳と共に歯が黄ばんで、くすんで見える理由です。このような歯の変色にも、ホワイトニング治療が有効です。
ミドル・シニア世代のホワイトニングは、
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効果が出始めるのに時間がかかって、白くなるのに時間がかかります。
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若年層に比べるとホワイトニング効果が出にくいことが特徴です。色が変化し始めると、穏やかに効果は現れて、白くなるのに時間がかかります。
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大事な行事に合わせてホワイトニングをお考えでしたら、早めの着手をお勧めします。
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ホワイトニング中に知覚過敏が起きやすいので、的確な対策が必要です。
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歳を重ねると、歯にひび割れや 磨耗が生じたり、歯肉が下がって、歯がしみやすくなります。
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知覚過敏がある場合には、ホワイトニングを始める2週間前から歯をパックして知覚過敏対策をします。
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ホワイトニング中に知覚過敏が起きたときには、毎日のホワイトニングを1~2日おきにホワイトニングするように変更したり、ホワイトニング後にパックします。
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笑顔の「清潔感」を増します 。
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歯を白くすると、お顔から歯が浮いてしまうのではかと心配なさる方がいるかもしれません。でも、ホワイトニングはそもそも自分の歯が本来持っていた白さに戻す方法ですから、異常な白さになることはありません。特に、仲田歯科医院がお勧めしてるホームホワイトニングは、自然な白さやツヤを帯びた歯に仕上げることができます。
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ホワイトニングは決して若い人のものではありません。歯の黄色いくすみが少しでも取れると、清潔感が格段にアップします。前歯の変色が気になるようでしたら、是非 ホワイトニングをお勧めします。
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