目次
1.要介護を先延ばすには?
2. フレイルは健康寿命の延伸のキーポイントです
3. オーラルフレイルはフレイルの前ぶれ、‘‘老化のはじまりのサイン‘‘
3-1. オーラルフレイルとは口に関するささいな衰え、でも、ちょっと怖い
3-2. 「8020」運動の次はオーラルフレイル対策
4.オーラルフレイル
4-1. 国がオーラルフレイルの検査項目を決めました
4-2. オーラルフレイルの七つの検査
4-2-1. 口の衛生状態
4-2-2. 口のかわき具合
4-2-3. 噛み合わせる力
4-2-4. 舌や唇の運動機能
4-2-5. 舌で食べ物を圧し潰す力
4-2-6. 噛み砕く機能
4-2-7. 飲み込む機能
4-3. オーラルフレイルは50歳代から増えます
5. オーラルフレイルの対策
5-1. 医科と生活関連のの対策
5-2. 歯科の対策
5-2-1. 口腔衛生状態不良の対策
5-2-2. 口腔乾燥の対策
5-2-3. 咬合力低下の対策
5-2-4. 舌口唇運動機能低下の対策
5-2-5. 低舌圧の対策
5-2-6. 咀嚼機能低下の対策
5-2-7. 嚥下機能低下の対策
5-2-8.オーラルフレイル予防に有効なその他の体操
1.要介護を先延ばすには?
元気に自立して日常生活を送ることができる期間のこと「健康寿命」といいます。厚生労働省は、「健康寿命」と「平均寿命」には男性で約9年、女性で約12年の差があると公表してます。

「健康寿命」を伸ばして、「平均寿命」の差を短くする、すなわち、要介護を先延ばしにするためには、日常の老化サインを見逃さないで、年をとるにつれて出現する生活機能の低下を予防することが必要です。
健康寿命を延ばして、要介護を先延ばしにするヒントをこのブログで紹介します。いきいきと健康に喜らしていくための参考にしてください。
2. フレイルは健康寿命の延伸のキーポイントです

「フレイル」をご存知でしょうか? 2014年に日本老年医学会が提唱しましたが、 いまだにあまりなじみのない言葉です。簡単に言えば、従来から、年をとれば当たり前と考えられてきた心身のささいな衰えを「フレイル」とネーミングしました。
もともとは、海外の老年医学会で提唱されたfrailtyという言葉をそのまま「虚弱」と訳したようです。似た言葉の「老衰」、「衰弱」なども使われていましたが、これらの言葉は「もう健康には戻れない」というマイナスイメージが強いということ「フレイル」と呼ぼう!ということにしたようです。
なぜ、マイナスイメージの払拭を図れる用語を採用したのか?それは、「フレイル」の対象のささいな衰えは、健康と要支援・要介護に認定される状態の中間的存在で、適切な運動や食事、生活環境によって、進行の抑制や改善が見込めるからです。つまり、「フレイル」に適切に対処することが、健康寿命の延伸のキーポイントになります。
日常生活で「身体が弱ってきた」と感じて、市役所に介護サービスを申請しても、要支援や要介護には当てはまらないと判断される人が7~10%いるそうです。このような人達が「フレイル」の状態で、適切に対策して、健康をとりもどて要介護になる時期を先送りするためには、「しっかり食べる」「運動をする」「社会参加をする」をバランスよく実蹟することが非常に大切とされています。
3. オーラルフレイルはフレイルの前ぶれ、‘‘老化のはじまりのサイン‘‘
最近、‘‘老化のはじまりを示すサイン‘‘としてオーラルフレイルの症状が注目されてます。
先に書いたように、健康と要介護の間に、筋力や心身の活力が低下する‘‘フレイル"と呼ばれる中間的な段階があります。その手前のプレ・フレイル期からオーラルフレイルの症状は現れます。フレイルから続く要介護状態に陥ることなく、健やかで自立した暮らしを長く保っためには、この段階で早く気づき、予防や改善に努力することが重要です。

東京大学高齢社会総合研究機構 飯島研究室 ホームページより

3-1. オーラルフレイルは口に関するささいな衰え、でも、ちょっと怖い
「オーラルフレイル 」は「フレイル」に「オーラル」をあわせた造語で、口に関するささいな衰えを意味します。症状としては、 滑舌の低下、わずかなむせや食べこ ぼし、嚙めない食品の増加があげられています。
シニア世代になって、唾液が減少すると口の中が乾きます。加えて、口の周りや舌の筋力の低下が起これば、滑舌が悪くなります。
また、食べ物をのみこむときに、一部が気管に流れ込みそうになると、咳をして気管の外に出すのが「むせ」です。もともと、のみこむという無意識の反射運動の低下が「むせ」をひきおこします。
唇の機能が低下して、しっかりと口を閉じられなくなったり、舌の働きが不十分で食べ物を口の中にとどめられなくなると、食べこぼします。
全身の筋力の衰えるなかで口を閉じる筋肉も筋力低下します。これに加えて歯数が減ると咬み合わせる力が弱ります。そして、食べる物を選ぶようになり、栄養の摂取に影響します。
このようなオーラルフレイルの症状を放っておくと、お口の機能が低下するだけでなく、心身の「フレイル 」に繫がります。2017年に東京大学は、高齢者約2000人を対象にした調査で、オーラルフレイルの人は、そうでない人に比べ、4年後の介護リスクが2.35倍になると発表しました。オーラルフレイルはちょっと怖くもあります。
けれど、しっかり食べたりしゃべったりできるお口の機能を維持することで、介護状態に陥ってしまうリスクを下げることが最近の研究で分かっています。
3-2. 「8020」運動の次はオーラルフレイル対策
皆さんは「8020」という言葉に聞き覚えがあるでしょう。
8020の示す20とは、「何でもおいしく食べられる」ために必要な歯数です。1989 年(平成元年)に日本歯科医師会と厚生省が「8020」を提唱した時は、80歳で20本の歯がある人は1割に満たなかったですが、 30 年で 5 割以上に達しました(2016 年(平成 28 年))。
この「8020」達成率の増加は、歯を失うリスクの、①歯周病の進行、②個人のブラッシングの不行き届き、③歯根のむし歯 ④喫煙、などについて効果的に対応されたことにあります。
仲田歯科医院でも、この20年間、歯と歯周ポケットの定期的なクリーニング、ブラッシングのアドバイス、フッ素塗布、間食・喫煙など生活習慣のアドバイスを継続して、できるだけ歯の数を減らさないように努めてきました。

今後も、シニアの歯の数は増加が見込まれます。そこで、必要な歯の数がそろったら、次に目指すのは,その歯でしっかり噛んで楽しく食事するお口の機能を維持して、介護状態に陥ってしまうリスクを下げることです。
厚生労働省が実施している「国民生活基礎調査」では3年に1回、国民の健康に関連する事項についても調査が行われています。何かしらの症状による訴えを示す有訴者について、歯科関係では「歯が痛い」、「歯ぐきのはれ・出血」、「かみにくい」の3項目が調査されていますが、このうち「かみにくい」との訴えを示す者は、高齢になると増え、75歳以上の後期高齢者の場合、50代前半の人の6倍以上となっています。

「かみにくい」と訴えている人を減らすために、大事になるのが、これから紹介するオーラルフレイルの対策です。
4.オーラルフレイル
4-1. 国がオーラルフレイルの検査項目を決めました
オーラルフレイルが複合的に現れた症状に、国は2018年に診断に必要な検査を次の7項目 に決めました。
口の衛生状態(口腔衛生状態不良)
口のかわき具合い (口腔乾燥)
噛み合わせる力(咬合力低下)
舌や唇の運動機能(舌口唇運動機能)
舌で圧し潰す力(低舌圧)
噛み砕く機能(咀嚼機能低下)
飲み込む機能(嚥下機能低下
口には、咀嚼、嚥下、発音、味覚、唾液分泌など様々な機能があります。これらの機能が複合して口の機能が成り立っています。
今までは、これら一つひとつの機能について別々に検査と対応が行われてきました。例えば、咀嚼機能の検査で問題があれば、咀嚼障害として取り扱って、義歯やブリッジを製作してきました。このために、口の機能の全体像を考えることはありませんでした。
当然のことながら、口の機能はたがいに関連しています。健康寿命の延伸を考える時、口の機能をより大局的に見ることが必要です。

そこで、口の機能を、衛生状態や唾液量といった環境、歯数や義歯の状態、口唇や舌、咀嚼筋といった個々の筋力や、舌や唇の運動機能といった個別の機能、そして、この環境と個別の機能が統合される咀嚼や嚥下の機能として評価します。
オーラルフレイルは、口の複数の機能が複合的に低下した状態ですが、要介護の先延ばしを図る上で重要なことは、複数の機能が少しずつ低 下した状態を発見することです。
そこで、この7項目中3項目以上でそれほど高度でない低下が認められた場合に口腔機能低下症と診断することにしました。
4-2.オーラルフレイルの七つの検査
4-2-1. 口の衛生状態
口腔内で細菌が増加して、う蝕や歯周病と誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性を検査します。口腔衛生状態が良くないと、新型コロナも感染しやすいとされてます。
衛生状態は舌苔の付着程度を視診して診断します。



4-2-2. 口の中のかわき具合
口の中が異常に乾燥していたり、乾燥していると自覚するような状態で、口腔粘膜の水分量を専用測定器で検査します。


4-2-3. 噛み合わせる力 (咬合力低下)
噛み合わせる力(咬合力)は、歯周病で動揺の大きな歯とむし歯が進行して歯根しか残っていない歯を除いた歯の本数を用いて評価します。歯数にくわえて握力も測定して、咬合力を推定することもあります。
4-2-4. 舌や唇の運動機能 (舌口唇運動機能)

歳を重ねると、神経の機能が低下したり、口のまわりの筋肉の機能が低下すると、舌や唇をすばやく正確に動かせなくなります。「パ」「タ」「カ」をそれぞれ5秒間繰り返して発音する時の、速度を測定して、舌・唇・口のまわりの動きを評価します。

「パ」「タ」「カ」を測るには理由があります。
パ:「パ」は唇をしっかり閉じることで発音されます。そして、口の中の食べ物をこぼさずに咀嚼して食べるためには、唇をしっかり閉じることが重要です。「パ」の発声によりその機能を評価します。
タ:「タ」は舌の前方が口蓋に触れることで発音されます。そして、食べ物を圧し潰して上手に飲みこむためには、舌の前方の動きが重要です。「タ」の発声により、その機能を評価します。
カ:「カ」は喉の奥を意識して、舌の奥の方が軟口蓋に触れることで発音されます。そして、飲みこむ際には、舌の奥の部分の機能が重要です。のどの奥に力を入れ、一瞬呼吸を止めることで、食べ物を飲む込む動作ができます。のどを閉じることで、誤嚥を防ぎ、食べ物を食道に送ることができるようになります。「カ」の発声により、その機能を評価します。
検査とは関係のない余談ですが、お口の周りや舌の筋肉を鍛えるパタカラ体操では、「パ」「タ」「カ」に「ラ」の発音を体操に組み入れてます。「ラ」は舌を丸めて舌先を上の前歯の裏につけて発音します。この発音を繰りかえすと、舌をまるめてよく動かすので、食べ物を喉の奥に運んで飲み込む動作の衰えを回復くすることができます。
4-2-5. 舌で食べ物を圧し潰す力(低舌圧)


舌を動かす筋肉が弱ると、咀嚼、嚥下や発音する時の舌を口蓋や食物におしつける力が低下します。こうなると、健常な咀嚼と嚥下に支障が生じて、必要な栄養が摂れなくなることもあります。舌圧測定器で最大舌圧の計測します。
4-2-6. 噛み砕く機能(咀嚼機能低下)
嚙めない食品が増えて、食欲がなくなったり、食べられないものが増えてきた状態で、結果的に低栄養を引き起こすことがあります。グミゼリーを噛んでもらって、溶けだすグルコースの量を計測して評価します。

4-2-7. 飲み込む機能(嚥下機能低下)
齢を重ねると、摂食嚥下機能(食物を口に運んで、噛んで味わって、飲み込みやすい形にして飲み込む機能が低下がします。この機能低下の程度をアンケートで調べます。
4-3. オーラルフレイルは50歳代から増えます

東京都の歯科開業医で、平成27 年12 月から平成29 年1 月の間に成人患者189 名(男性83 名、女性106 名、平均年齢51±16 歳)を対象に検査を実施しました。
この結果、50 歳代では約半数が口腔機能低下症であって、中年期から口腔機能が低下しており、年齢ともに増加して、70歳代では8割を越えることがわかりました。
また、別の調査では、平均 年齢75 歳の地域住民を対照に して58%が口腔機能低下症とした。日本老年歯科医学会は、この他さまざな調査結果を加えてまとめて、オーラルフレイルに該当する者の割合は、高齢の地域住民で40~50%としています。
検査で明らかになる口腔機能のささいな低下は、ほとんど自覚がありません。自分はまだ大丈夫と思わずに、口腔機能検査をうけましょう。そして、結果に応じて上手に対処しましょう。こうすることが、要介護を先送りする秘訣です。
5. オーラルフレイルの対策
5-1. 全身と生活関連の対策
口腔機能低下症は、全身の機能の低下の前触れで、心身の「フレイル 」に繫がります。そこで、口腔にまつわる機能低下であっても、毎日いきいきと健康的な生活を送っていくことが大事です。
このためには、「しっかり噛んで、しっかり食べること」、「運動をすること」、「社会参加をすること」の3つをバランスよく実践することが非常に大切です。
これらはお互いに影響し合っています。どれか1つだけをすればいいというものではありません。3つの柱をうまくリンクさせて自分の生活サイクルに組み入れていくことが大切です。

5-2. 歯科関連の対策
口腔機能低下症の歯科の対策は、口腔機能がさらに悪化しないように、機能の現状維持と可能ならば少しでも回復すること目指します。そして、概ね 6 か月毎に対策の効果を再検査します。
5-2-1. 口腔衛生状態不良の対策
歯磨きは1日2回以上、寝る前にもしっかり行いましょう。歯間ブラシ・フロスを1日1回以上使いましょう。
舌が汚れていたら、丁寧に清掃しましょう。

舌苔が多くついている起床直後に、舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使って舌を掃除します。
舌を思い切り前に出して掃除します。こうすれば、嘔吐反射が出にくいです。
舌の奥の方をよく観察してていねいに磨きましょう。
ブラシは水にぬらすだけでよいです。歯磨きは使いません。
舌は歯と違って柔らかい組織なので、1日に何回も磨いたり、力を入れて強く磨くと、味を感じる味蕾を傷つけてしまいます。
舌苔がついていない人は、舌を清掃する必要はありません。
義歯の汚れをしっかり取りましょう。
義歯の洗浄方法の詳細は、当院ホームページ「良くある質問」の記事 「9. 義歯の洗浄方法を教えてください」参考にして下さい。
5-2-2. 口腔乾燥の対策
お口をよく動かすようにして、 水分摂取やうがいを適切に行いましょう。
唾液腺マッサージを1日3回行いましょう。

東京都江戸川区健口体操から
お口の保湿剤(液・ジェル・スプレー)を使用しましょう。
5-2-3. 咬合力低下の対策
義歯、う蝕、歯周病などの歯科治療を受け、噛み合わせをきちんと治しましょう。
干し芋、スルメイカ、ドライフルーツなど歯ごたえのあるものを食べましょう。
ガムを噛むことにより、噛むために必要な筋肉を鍛えることができます。大事なポイントは次の4つです。① 唇を閉じて、しっかりと噛みましょう。 ②ガムは一カ所で噛まず、左右両側を均等に使い噛みましょう。 ③姿勢は正しく噛みましょう。④1日2回(朝と夜)、2分間はリズムを決めて、3分間は自由に計5分間 噛みましょう。
5-2-4. 舌口唇運動機能低下の対策
舌や口唇の衰えを改善して、発音や飲み込みをスムーズにするために、発音の訓練「無意味音音節連鎖訓練」が効果的です。また、この発音の訓練をすることで、唾液がよく出るようにもなります。

東京都健康長寿医療センター「ご存知ですか?オーラルフレイル!」より
早口言葉や滑舌の練習で、舌や唇を素早くしっかり大きく動かしましょう。
家族や友達とおしゃべりする機会を増やしましょう。
吹き戻し笛で唇や頬の力を鍛えることができます。
リップルトレーナーで唇の周りを囲んでいる口輪筋を中心としたお顔の筋肉をトレーニングして、唇を閉じる力を向上することができます。


5-2-5. 低舌圧の対策
舌を口の中ではじいて、ポンッと音を鳴らしましょう。
舌の筋力を鍛える顔の運動をしましょう。

東京都江戸川区健口体操から紹介します。
5-2-6. 咀嚼機能低下の対策
義歯、う蝕、歯周病などの歯科治療を受け、咀嚼機能を改善しましょう。
ガムを噛むことにより、噛むために必要な筋肉を鍛えることができます。大事なポイントは次の4つです。① 唇を閉じて、しっかりと噛みましょう。 ②ガムは一カ所で噛まず、左右両側を均等に使い噛みましょう。 ③姿勢は正しく噛みましょう。④1日2回(朝と夜)、2分間はリズムを決めて、3分間は自由。
5-2-7. 嚥下機能低下の対策
発声練習をすることで話しやすくなるだけでなく、食べこぼしの改善などにつながります。そして声帯が頑張りますので、気管に入った異物、水やたんを吐き出す反射につながります。
「パ」「タ」「カ」「ラ」。パ行、タ行、カ行、ラ行を練習して、飲み込む訓練をしましょう。

オーラルディアドコキネシス 日本歯科医師会 オーラルフレイル マニュアルより
「パ」は唇に力を入れてしっかり閉じてから「パ」と発音します。食べ物を飲み込むときに必要な圧力を高めるのに役立ちます。
「タ」は舌先で上の前歯の裏側を打つように発音します。飲み込むときに舌が食べ物の塊を口の天井に押しつける動作をいたします。その動きと同じ発音です。
「カ」は舌を喉の奥に引いて発音します。食べ物を飲むときの舌の形と一致します。急いで言うと音がつながってしまいがちなので、1音ずつ区切って発音しましょう。4つの中で「カ」の発声が最も時間がかかります。
「ラ」は舌の周囲が緊張して口の天井を打って発音します。「ラ」の発声は食べ物を喉の奥に運ぶときにも必要な舌の機能です。
サンスターが提供している無料のアプリ「毎日パタカラ」は、通話用マイクに向かって「パ・タ・カ」を発音することで、トレーニングをガイドしてくれます。 http://jp.sunstar.com/oral-frail/
この体操は、回数をこなすよりはっきり聞こえるように発声することが大事です。
東京都江戸川区健口体操から紹介します。
5-2-8.オーラルフレイル予防に有効なその他の体操
食べる前に準備運動を行うと、むせの予防に効果があります。顔や首の筋肉の緊張を解いたり、鍛えたりするのが目的です。
体操で誤嚥予防、お食事前の3分間嚥下体操 近畿大学公開講座より 3分55秒
日本歯科医師会 口腔体操でオーラルフレイル予防
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